涼宮ハルヒの憂鬱・Blu-ray,DVD,CD,コスプレ,フィギア,コミック館

キョン

涼宮ハルヒの憂鬱-画像


声 − 杉田智和
本作の主人公。県立北高校1年5組(第9巻『分裂』から2年5組)の男子生徒であり、
SOS団団員その1。

身長170cm。全作品を通しての語り手でありツッコミ役も兼ねる、
涼宮ハルヒ絡みの厄介ごとを背負い込む苦労人。

「キョン」というのはあだ名で、彼の叔母が彼の本名をもじって呼び、それを彼の妹が広めたもの。

本名は作中で一度も呼ばれたことがないため不明。

なお、本人はあだ名で呼ばれることを快く思ってはいない。家族構成は、両親と妹。

性格は事なかれ主義で「やれやれ」が口癖。制服のシャツを出した服装が特徴的。

理屈っぽくよく愚痴をこぼすが人付き合いは良くお人好しで、慎ましく生きようとする常識人。

良くも悪くも平凡だが、限度を超えた自己中心な行動をするハルヒに堪忍袋の緒を切らしたり、
長門を処分しようとした情報統合思念体に啖呵を切る熱い一面や、
時に優れた洞察力や行動力を発揮し危機的状況に陥っても冷静でいられる一面もある。

古今東西の故事や歴史、宗教から映画、文学、様々な人物の言動や
科学分野の専門用語などをたびたび引用・暗喩・婉曲表現する衒学家ではあるが、
SOS団内で学業の成績は一番(唯一)悪く、定期試験の結果は赤点ギリギリである。

過去に女性と付き合った経験はない(と自覚している)。

しかし硬派というわけではなく、朝比奈みくるに対しては「付き合いたい」
ともらした事もあり、みくるにデートに誘われた際には大喜びしていた。

「機関」の調査によれば、間違いなくどこにでもいる普通の人間とのことだが、
ハルヒに選ばれた人間としてまたハルヒを動かす切り札として、
涼宮ハルヒを取り巻く各組織からは「鍵」として重要視されている。

事実、SOS団内でもハルヒに対して面と向かって叱責できる人間はキョンだけで、
他のメンバーはそのような行動を取らない。

当初はSOS団の中でも一般人として傍観者の立場を決め込んでいたが、
第4巻『消失』の事件で世界が超常現象とは無縁の平凡な日常に変わってしまったことで、
自分がSOS団として活動する非日常な世界を楽しんでいたことに気づき、そのことを受け入れた。 

ジョン・スミス
第3巻『退屈』収録の「笹の葉ラプソディ」および以降の巻において、
3年前の七夕の夜に時間遡行したキョンが、当時中学1年生のハルヒに対して名乗った偽名。

この時のハルヒとジョン・スミスの出会いがSOS団結成の遠因となっている。

ハルヒは「ジョン・スミス=キョン」という事実に気づいていないが、初めてキョンと会話が成立した際に、以前会ったことを疑うような発言をしている。

第4巻『消失』において、キョンは改変された世界のハルヒに対してこの名前を使用し、
世界を修復するチャンスを得た。

以後この名前は、ハルヒの力を目覚めさせる切り札として封印している。

なお、ジョン・スミス(John Smith)とは欧米ではありふれた名前であり、
偽名の象徴ともいえる。日本における山田太郎に相当する。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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涼宮ハルヒの憂鬱 ☆ 壁紙.

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